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過剰な自己アピール“ドヤ顔”にうんざり…

2010年11月06日 11:22  gooランキング

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ここ1年ほどでよく耳にするようになった「ドヤ顔」という言葉。テレビのバラエティ番組に出ているタレントの表情や、インターネットの掲示板サイトなどで貼られた画像を目にするうち、「これがドヤ顔か…」と認識するようになったという人も多いのではないでしょうか。goo辞書「どや顔」の頁には、「得意顔。自らの功を誇り『どうだ』と自慢している顔」とあります。自分の功績をアピールする「したり顔」のことをそのように呼ぶようですが、ことあるごとに「ドヤ顔」になる人物、みなさんの身近にもいないでしょうか。

●non-noが取り上げる「ドヤ顔女」とは

ファッションやトレンドをウォッチするブログ「Elastic」によると、雑誌『non-no』(集英社)12月号の特集「弱点克服マニュアル」の中で、「ドヤ顔女」が取り上げられているとのこと。同ブログによれば、『non-no』では「ドヤ顔女」を「脳内"美女"系ドヤ」「"人脈自慢"系ドヤ」「"できる女"演出系ドヤ」「"エセセレブ"系ドヤ」「"ネットカリスマ"系ドヤ」という5つの傾向に分け、対策&撃退法が紹介されているのだそう。これらを参考にすれば、身近に存在する「ドヤ顔」のあの人とうまく付き合う方法が見つかるかもしれません。また、知らないうちに自身が「ドヤ顔女」になっていたと気づかされることもありそうです。周りに煙たがられるほどの過剰な自己アピールは避けたいところです。

●ブログに見られる「ドヤ顔」

岡田斗司夫氏のブログ「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」にも、「ドヤ顔」に関する興味深い記述がありました。2010年1月6日のエントリー「魁!ブログ塾『どや顔に気をつけろ!』」には、特に「頭の良い系」のブログで「ドヤ顔」をやってしまっている人が多いとあります。岡田氏の分析によると、ドヤ顔ブログには「文章に漢字やカタカナが多い」、「ひとつの文章が長い」、「文末が『のだ』『なのだ』と言い切り」という特徴があるそうで、これらの文章は「書いてる本人は気持ちいいけど、実はあんまりウケない」のだとか。

それを防ぐ方法としては「笑顔でブログを書く」のが有効とあり、また主語をときどき入れることで、決めつけた言い回しを避けることができるのだそう。得意分野について書くときほど、一度寝かせてみる必要があるかもしれません。またブログに限らず、Twitterでもこうした「ドヤ顔」ポストには気をつけたいところ。知らず知らずのうちに自分が「ドヤ顔」キャラになってしまわないよう、謙虚さを心がけたいものですね。(熊)

アヒル口の次に話題の“困り顔”とは


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