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嫉妬心をコントロールするには?

2010年10月09日 11:22  gooランキング

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ものごとがうまくいっている人や、ちやほやされている人を見ると、無意識のうちに湧き上がってくる嫉妬心。表には出さないようにしても、「なぜあの人ばかり…」「悔しい」という思いを抑えるのはなかなか難しいもの。そこで、嫉妬心の正体や、そうした感情をコントロールする方法について、探ってみました。

●「妬みの正体」ってなあに?

教えて!gooの投稿「妬みの正体」は、嫉妬心とは、相手を自分より上と見ながらそれを認めたくなくて妬むのか、それとも下と見ながら「なぜあいつが」と妬むのかどちらなのかという質問。これに対し、回答者からは後者を指す声が多く聞かれました。「芸能人の悪口を言っている方などは後者でしょう」というcucumber-yさんは、「自分にもチャンスがあれば、自分のほうが上手くやれると錯覚されている方、多いように感じます」とコメント。また、「自分より上と見ていた相手には、嫉妬よりも羨望を感じるのではないでしょうか?」というhs1510さんは、「男性は仕事等自分の能力に関して嫉妬することがあるでしょうが、女性は子どもやご主人のことで他人と比較して嫉妬する人を多く見かけます」と、男女の嫉妬心の違いを指摘しています。

●嫉妬心を落ち着ける方法とは

一方「ねたみや嫉妬する気持ち」は、他人に嫉妬したとき自分の気持ちを落ち着ける方法を知りたいという、ある質問者からの投稿。嫉妬するたび、自己嫌悪に陥ってしまうという質問者に対し、NAIROBIさんは「比較的簡単に解決する手段」として、「羨ましいという気持ちを素直に表明する」ことを提案しています。曰く「自分の持ち物や立場を羨ましがられれば、相手は嫌な気になるどころか、逆に可愛らしく思える」とのこと。さらに「自分の中の負の気分は、表にさらけ出すと腹の中に残らない」ものだそう。また、kirimieさんの場合は「すぐに嫉妬してしまう自分自身を、かわいいもんだなと思うようにしている」のだそう。「そう思うと自分の心にゆとりがもてますし、自分を好きになれます」とのこと。これらの方法ならば、「また妬んでしまった…」と自己嫌悪に陥ることもなさそうですね。

●エンビー型嫉妬とジェラシー型嫉妬

SCIXのサイトに掲載されている精神科医・和田秀樹氏のインタビューによると、嫉妬には相手の足を引っ張って自分の立場を上にしようとする「エンビー型嫉妬」と、自分の力を伸ばして相手を見返そうとする「ジェラシー型嫉妬」があるのだそう。日本の場合は「判官びいき」もあり、できる人の足を引っ張るような「エンビー型嫉妬」が認められる傾向にあるものの、「ジェラシー型嫉妬」にしていくことで、組織力を高めることができるのだとか。同氏の著書『嫉妬学』(日経BP社)を参考に、嫉妬心をプラスに働かせてみてはいかがでしょうか。(熊)

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