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イワシの美味しい食べ方、教えてください

2010年09月10日 11:22  gooランキング

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水揚げ量が大幅に落ち込み価格が高騰、庶民には手の届かない存在になってしまった秋の味覚、サンマ。その一方で、今年豊漁といわれているのがイワシ。産経ニュースによると、石巻漁港での今年の真イワシの漁獲量は、昨年の年間漁獲量の11倍にも上るとのこと。脂がのって美味しいこの時期のイワシは、価格も手ごろとあって、サンマに代わる食卓の味方として注目を集めているようです。では、秋のイワシをより美味しくいただくには、どんな調理法が合うのでしょうか。

●美味しいイワシの基礎知識

まずは、美味しい真イワシの選び方から調べてみました。都内に18の店舗を構える「魚耕」のサイトによると、「1.青く光っているもの」、「2.弾力があり張りがあるもの」、「3.腹部が太っているもの」、「4.うろこがたくさんついているもの」を選ぶとよいのだそう。次に、下ごしらえの仕方について調べて見ました。上田泰久さんのサイト「食材事典 美味探求」によると、イワシの身は金気を嫌うため、包丁を使わないで指でさばき、背骨を身から離す際には、できるだけ小骨も一緒に取るとのこと。また、洗い過ぎると旨み成分が抜けてまずくなってしまうため、加減が必要なのだとか。

●手軽な調理法、オススメは?

レシピ検索サイト「クックパッド」で「イワシ」について検索すると、2,878品ものレシピがヒット。その中から、人気のレシピを探ってみました。

inyakoさんの「鰯の蒲焼き」は、「つくれぽ」の投稿が37件と大人気のレシピ。背開きした真イワシに片栗粉をまぶして両面焼き、手製のたれに絡ませるというもので、こちらのレシピを参考に作ってみたユーザーからは「ご飯にめちゃめちゃ合う」、「苦手なイワシを美味しく食べられました」、「子ども達も喜んでパクパク食べました。『これうなぎ?』だそうです」といった声が寄せられています。

また、こまつたさんの「圧力鍋で骨まで食べれる☆いわしの梅干し煮」も6件のつくれぽが寄せられている人気のレシピ。頭と尾、内臓を取り除いた真イワシを、梅干、生姜とともに圧力鍋で調理するというもので、臭みがなく骨まで食べられるのがポイント。「もう缶詰は買いません」、「梅干しだと飽きがなくて美味しい」などのコメントが寄せられています。

真イワシの調理法は、他にもつみれ汁、ハンバーグ、トマト煮、マリネ、フライなどさまざまあるようです。「日の本にはやらせ給ふ石清水まいらぬ人はあらじとぞ思ふ」とうたったのは、かの紫式部といわれていますが(一説では和泉式部とも)、彼女もイワシが大好物だったという説があるようです。これらのレシピを参考に、いにしえの才女をも虜にしたイワシの新たな美味しさを探ってみてはいかがでしょうか。(熊)

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