何を着たらいいのか、わからなくなりました

30歳、女性。ギャル系やお姉系、森ガール風ファッションをみてもピンとこない。だからといって無難な服は嫌だし、ミセス風ファッションをするにはまだ早い、とちょうどファッションの路線に迷うお年頃かもしれません。年齢を重ねるたびに、恋人や周囲からの目、若づくりをする気はなくとも、老けて見られるのは嫌。いろいろな条件を踏まえると一体自分はどんな服を着たいのだろうと、悩んでいる人も少なくないのでは？　Q＆Aサイトにも同様の質問が多数寄せられていました。

●女30歳、何を着ていいのかわらからなくなりました

発言小町に寄せられた投稿「何を着たらいいかさっぱりわからなくなりました」によると、30歳を迎えた投稿者は、買い物へ出かけても商品の多さに圧倒されてしまう上に、流行が分からず、また追うつもりもないため、必然的に似たようなものばかりを購入してしまう傾向にあるのだとか。若々しく品のある格好を目指したいと思うものの、何を購入すべきか、判断がつかなくなってしまったのだそう。これに対し様々なアドバイスが寄せられていました。

「まず最初に、自分が気に入ったテイストの雑誌を2冊ほど買ってきて、好きだと思うページだけをどんどん切り抜きました」というのは同じ30代の主婦から。気に入ったコーディネートはどの部分が好きなのかを詳しく分析して書きだすという方法。これを並べることで、自分が着たいファッションのテイストを把握することができ、流行とは違った自分の軸が作れるのだとか。その軸を元に似合う色や形を検証し、べースカラーやシルエットパターンをいくつか決めることでタンスの整理もでき、無駄買いが減るとあります。自分の軸が定まっていないことが、着る服がないと思ってしまう原因の一つのようです。またトップス、ボトムス、小物などコーディネートの主役を決めるアイデアも寄せられていました。

●コーディネートの邪魔をしていたのはアレだった！？

「トピ主さんが『何を着ていいのか分からない』という問題に突き当たるのはなぜかというと『30代になったから』と年齢を気にするからだと思います」とアドバイスをするのは42歳の女性。自分らしさのアピールは服装で決まるとし、年齢を気にせず、着ていて気持ちのいい服、しっくりとハマるスタイルを探すことを優先させた方がよいのではとアドバイスしています。加えてTPOさえわきまえておけば、あとは自由でいいのでは？　とのコメントに、少し肩の力が抜けた人も多いのではないでしょうか。

いつまでも若者と同じ服を着るには抵抗があるし、また周囲に“若づくり”と受け取ってほしくない、カジュアルすぎず落ち着きすぎずなど、守りたいラインはあるものではないでしょうか。体型の変化も生じやすい30歳前後は、最も悩む時期なのかもしれません。“年相応”という文字が横切るものですが、自分らしさを追求してみることでコーディネートが楽しめそうです。この暑さはしばらく続きそうですが、旬なアイテムを投入したり小物をうまく使って、夏から秋への移り変わりをファッションを通して楽しんでみてはいかがでしょうか。（幸）

平成のペアルック、ニコイチファッション


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