美味しい節約料理が知りたい

お盆の帰省や旅行を終え、楽しかった旅の余韻に浸ったのも束の間。お土産や予期せぬ出費が続き、お財布に残ったお金を数えたら、一気に現実へ引き戻された人も少なくないのでは？　次の給料日までの数日を限られた予算でどうやり繰りをするか、頭を悩ませるものではないでしょうか。中でも比較的節約をしやすい食費、そこで見た目もボリュームも劣らない、美味しい節約料理について調べてみました。

●一人あたり100円で満腹に？

おかずの品数を増やすと、その分コストもかかるもの。とはいえ見栄えやボリュームに欠ける料理では味気ない、とそんな希望を叶えてくれるのが丼ものレシピではないでしょうか。「節約レシピBOOK」では低予算にもかかわらず、立派な節約レシピが多数掲載されています。たとえば「えのきと油揚げの卵とじ丼」ならば一人あたり約71円というから驚きです。材料は卵、えのき、油揚げ、ねぎというシンプルな材料で、年中手ごろな値段で手に入る食材。なによりも調理が簡単というのがうれしいところ。また一人あたり200円ほどの予算があれば、「豚肉とピーマンの甘辛丼」が約143円、「すき焼き風煮込み丼」ならば約112円と、ほんの数十円プラスするだけでさらにボリュームアップ。特に夏場は節約をしつつ、スタミナ補給もできるメニューがうれしいですね。

●節約料理に欠かせないのは、食材の保存方法

節約レシピサイトでは、必ずといっていいほど目にする食材の保存方法。特売で手に入れた肉や野菜を、うまく保存することでさらに節約へとつながります。野菜は野菜用の保存袋が適しているそうで、水分の蒸発やエチレンガスなどの発生を防げるのだとか。また手ごろで万能なひき肉は傷みやすいため、加熱調理をしてから冷凍するのがポイント。知っておいて損はない技の一つです。ちなみに納豆も冷凍保存できるって知っていましたか？　解凍は食べる前日からゆっくりと時間をかけて冷蔵解凍をするため、賞味期限に余裕を持たせた状態で冷凍をするのがコツ。

節約レシピ＝質素というイメージをしがちですが、そんなイメージを覆すメニューがずらり。常に低価格で手に入る食材を使ったレシピをいくつか覚えておくだけで、随分と助かるもの。なじみの食材も、いつもとは違うメニューに変身するとあれば、より節約料理を楽しむことができそうですね。（幸）

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