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意外と知らない、お墓参りの作法

2010年08月15日 15:32  gooランキング

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お盆の帰省ラッシュがスタート。渋滞や混雑する道中を経てよやく辿り着いた実家。思いきり羽を伸ばして……と、うまい具合にはいかず、息つく暇もなくバタバタとお墓参りへ向かうという人も少なくないのでは? お墓参りにはその土地の風習や宗派等で異なることもあり、新婚夫婦にとってはその違いに驚いたという人も多いのではないでしょうか。そこで一般的なお墓参りの作法について調べてみました。

●お墓参りの一般的な作法を知っておこう

地域ごとに異なる風習ですが、一般的なマナーを知っておいて損はないもの。「マナー教えて『冠婚葬祭知りたい講座』」によれば、まずお寺にお墓がある場合は、本堂、本尊にお参りをすることからはじめるそうです。水汲みなどを済ませ、お墓の前で一礼をして合掌。お墓回りの掃除をして、墓石のてっぺんから水をかけて清めます。水やお花、お菓子などを供えろうそくに火をともし、お線香を焚いて合掌。キリスト教の場合は仏花ではなく白い花を、神式の場合はお線香が不要で榊、塩、酒、米をお供えするのが一般的なのだそう。お盆以外にもつかえるお墓参りの作法は知っておいて損はなさそうです。

●あまり触れることのない墓石のお掃除の方法とは?

近頃では業者による墓石掃除サービスや墓石クリーニングセットなどが販売されているようですが、できれば身近にあるもので済ませたいところではないでしょうか。墓石店のサイトによれば、磨いてある石の場合はスポンジと雑巾、歯ブラシとカッターナイフがあればきれいになるそうです。水をたっぷりとふくませたスポンジで磨き、彫刻文字の部分は歯ブラシでこすればOK。艶のある石の場合は、洗剤や研磨剤入りのスポンジでこすると傷がつくため、マイクロファイバーなどのやわらかい素材がおすすめなのだとか。それでも落ちない汚れはカッターナイフでこそぎ取るようにすればある程度はきれいに。仕上げに雑巾で乾拭きをすれば完了。反対に磨きをかけていない墓石の場合は、水をたっぷりかけた後にタワシで擦ればOK。お供え物はのせたままだと墓石に汚れが染み込んでしまうため、墓石を長持ちさせるためにも持ち帰る方が良いのだとか。

日本香堂のサイトによると、近頃のお線香は煙や灰が少ないタイプやバラの香りがするものなど、随分と進化しているようです。またお線香を焚く行為には「香煙を通じて仏様とお話する」といういわれがあるのだとか。さあ今年はご先祖様にどんな報告をしますか?(幸)

地域ごとに違う!?「ばんそうこう」の呼び名


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