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眠れない熱帯夜、対処法はあるの?

2010年07月30日 11:22  gooランキング

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梅雨が明けたと同時にやってきた、猛暑の夏。日中の暑さはそのまま夜も続き、連日の熱帯夜に悩まされているという人も多いのではないでしょうか。日経ウーマンオンラインの特集「寝苦しい夜もしっかりぐっすり眠ってキレイに!」によると、日本では国民のおよそ5人に1人が不眠を訴えているとのこと。さらに、眠りの質が悪い原因は大きく分けて2つあり、1つはストレスや運動不足、心の疲れなど心身の問題、もう1つは暑さで寝苦しいなど環境の問題なのだそう。そこで、後者の「睡眠環境」を改善するための工夫について探ってみました。

●エアコンの効果的な活用法とは

あればつい頼ってしまうのが、エアコン。gooランキング「暑くて眠れない夜の対処方法ランキング」によると、《(冷房・除湿機・扇風機など)空調を使用する》が圧倒的1位、以下《(窓を開ける、うちわを使うなど)自然風を使用する》、《冷たいものを飲んで体を冷やす》、《冷却効果のあるグッズを使用する》と続いています。しかし、扇風機の風を直接受けたり、タイマーの設定をせずにエアコンを使ったりすると、体を冷やし過ぎてしまい、体調を崩すことも。

暮らしの情報サイト「ポスタルくらぶ」のコラム「熱帯夜も仕事のストレスも吹き飛ばす! 寝苦しい夜の安眠対策」には、エアコンの賢い使い方が掲載されています。同記事によると、室温が29度以上だと身体から熱が発散しにくくなり、寝つきが悪くなるため、室温は26~28度に設定しておくのが良いのだとか。また、オフタイマー機能を使用する際は、設定時間を1~2時間長めにセットすることで、深い眠りに到達する前に目を覚ましてしまうのを避けられるとのこと。さらには、就寝の1時間前からエアコンを運転し、寝具にこもった熱を逃がすため、掛け布団を半分に折っておくのがポイントとあります。エアコンが苦手という声もありますが、うまく活用することで快適な睡眠が得られそうですね。

●エアコンに頼らず、涼む方法はあるの?

3人のライターによるバラエティーサイト「TuiTui」に、「エアコンを使わない熱帯夜対策」がまとめられていました。同記事によると「寝る前の準備」として、ぬるめのお風呂につかったり、軽い運動をしたりするほか、竹シーツや麻の布団など寝具を変えるといった「寝やすい環境づくり」や、それらを実践してもなお寝苦しいときの対策として、体を保冷剤で冷やす、濡れたタオルをかけて寝るといった方法が紹介されています。

●アロマテラピーで不眠改善

また、アロマテラピーを用いた不眠改善法もオススメ。NAVERまとめ「アロマで不眠を改善する方法」には、アロマに関する8件のリンクが掲載されています。All About「3種類のアロマテラピーで快眠生活!」には、眠りが浅い時に効果的なアロマ吸入法が紹介されています。同記事では、眠りを深くする働きがあるというラベンダーのほか、クラリセージ、プチグレン、サンダルウッド、オレンジ・スイートなどのアロマも紹介されています。

夏はまだこれからが本番。寝苦しさを感じる夜は、空調や寝具、アロマなどを活用して、快適な睡眠環境を作ってみてはいかがでしょうか。(熊)

暑くて眠れない夜の対処方法


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