靴のレインコート、バッグのカバー…雨から小物を守るグッズ

気象庁の発表によれば、既に梅雨明けしている沖縄を除き、今年は梅雨入りが遅く、また梅雨明けも遅いと予想されているようです。今週もぐずついた日が続いていますが、そんな雨天時の外出に欠かせないレイングッズが進化しつつあるようです。レインブーツやレインコートを取り扱うショップも増え、街中でもデザイン性の高い雨具を多く見かけるようになりました。そこで、雨の日の外出が楽しくなりそうな、ユニークなレイングッズをピックアップしてみました。

●突然の雨にも対応、靴のレインコートとは？

突然の雨で、お気に入りの革製バッグやパンプスが台無しに…　そんな経験はありませんか？　最近では、そうした小物類を雨から保護するグッズもぐっとおしゃれになっているようです。

「SHUELLA（シュエラ）」は、シカゴ在住の女性デザイナー、レベッカ・ミラー考案のシューズカバー。靴全体をすっぽりと覆う、いわば「靴のレインコート」。シューズカバーといえば、機能的でもデザインはいまひとつ…　といったイメージがあるかもしれませんが、こちらは色使いもカラフルでファッショナブル、ブーツのような感覚で履くことができるアイテム。靴ごと足を入れたらマジックテープを止めるだけという手軽さもポイント。また、小さく折りたたむことができるので、いつでもカバンに常備して急な雨にも対応することができそうです。

靴ばかりではなく、カバンにも専用のカバーがありました。株式会社コジットが販売する「レインバッグカバー」は、撥水加工が施されたカバンのカバー。カバーにカバンを入れ、口の部分についているリボンで結ぶだけというシンプルな構造ながら、雨の日にも普段使いのバッグを気兼ねなく持ち歩ける、まさに「あったらいいな」を叶えたアイテム。たたんでコンパクトに持ち運ぶことができ、またこの製品のみでもエコバッグとして使用できるというのも便利。

また、朝倉染布株式会社の超撥水風呂敷「ながれ」は、シーンによってさまざまな使い方ができそうなアイテム。アテネ五輪の女子競泳800メートルで金メダルに輝いた選手が着用した水着にも使われているという超撥水加工技術を施した素材で、バケツ１杯分の水を包んで運ぶこともできるのだとか。傘代わりにかざして雨をよけたり、水分の多いものをくるんだり、キャンプ場では水を運んだりと応用が利くので、雨の日以外のアウトドアシーンなどでも重宝しそうです。

雨が続くと、お気に入りのアイテムの出番も減りがち。これらのレイングッズを活用して、雨の日の外出を華やかに演出するのも良いかもしれませんね。（熊）

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