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地域ごとに違う!?「ばんそうこう」の呼び名

2010年06月20日 11:31  gooランキング

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朝の通勤時に、とある団体のサンプリングが行われており、スタッフからある言葉と共に一つのものを手渡されました。「どうぞ、カットバンです」と、なんだか耳慣れない言葉が気になり、出社するやいなやさっそく検索を開始。すると地域ごとに「ばんそうこう」の呼び名が大きく違うことが判明しました。

●おもしろいほどに呼び名がちがう「ばんそうこう」

調べを進めると、このばんそうこうの呼び名が違うことを一種の方言ととらえ、東京女子大学の篠崎晃一教授が1995年に行った調査によって明らかになったのだとか。やはり「ばんそうこう」が一般的のようですが、テレビCMでおなじみの「バンドエイド」にはじまり、さきほどの「カットバン」、他にも「サビオ」「キズバン」「リバテープ」と、続々と出てくる商標名らしき名称。どうやら日常で使われていくうちに、商標名がそのまま呼び名へと変わっていった様子。その浸透力の凄さには驚いてしまいますね。

●ばんそうこうの呼び名で出身地域がわかってしまうかも!?

中でも気になるのが「リバテープ」。熊本県に本社を置くリバテープ製薬の商標名で、九州地方ではばんそうこうを指してリバテープと呼ぶことが多いようです。同様に「カットバン」も鹿島市に本社を置く祐徳薬品工業の製品で、佐賀県や長崎県を中心に使われているのだとか。一方、北海道を中心に浸透している「サビオ」は、残念ながら2002年製造中止に。しかし、なくなった現在も「サビオ」という名称は健在で、ばんそうこうの代名詞として使われているようです。

他にもチューペットをチューチューアイスやポッキンアイスと呼んだり、コーヒーミルクのことをフレッシュと呼んだり。出身地では当たり前のように使っている言葉も、他の地域ではまったく違う呼び名で呼ばれているものがまだまだありそうですね。みなさんが他の地域との違いを感じたのはどんな言葉ですか?(幸)

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