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6月19日は桜桃忌

2010年06月19日 01:22  gooランキング

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1998(平成10)年に発行された『太宰 治 岩波新書(新赤版)560』(細谷博著、岩波書店)の「最期の声―『如是我聞』『グッド・バイ』」に「毎年六月十九日に太宰を偲ぶ「桜桃忌」が行われることになったわけです。太宰の遺体は、(中略)三鷹の禅林寺に葬られました」とある。ここ数年、太宰作品が次々と映画化されている。そのなかの1つが『斜陽』だ。主演は、女優としての評価を高めている佐藤江梨子。今作も抑えた演技が光る。劇中に携帯電話や新幹線が出てくるところから、舞台は現代のようだが、どこかレトロな雰囲気を残している不思議な映画だ。そして佐藤が恋した相手が温水洋一だったのは、温水の誕生日が太宰と同じだからなのかもしれない。一方、『人間失格』は生田斗真が映画初主演を果たして話題となった。なおかつ現在書店で売られている角川文庫の太宰作品は、生田が表紙を飾っている。生田の映画出演をきっかけにして、若い方にもたくさん読んでもらいたいという出版社側の狙いがあるのだろう。


(OCN TODAY)





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