ギャルの新ジャンル？「アニメ系ギャル」とは

６月６日付けの産経ニュースによると、『Nicky』（竹書房）、『PopSister』（角川春樹事務所）、『EDGE STYLE』（双葉社）など、この４月以降ギャル雑誌が相次いで創刊しているとのこと。不況も何のその、ますます勢いを増しているギャル市場。その経済効果は100億とも言われていますが、ひとくくりに「ギャル」といっても、実はファッションの傾向はさまざま。J-CASTモノウォッチのコラム「ギャル、アニメ界に『進出』狙われた『姫ちゃんのリボン』」では、ハデかわファッションを好む「元気系ギャル」、露出の多い服で大人の色気を演出する「小悪魔系ギャル」など、代表的な5つのタイプが挙げられています。それらに加え、最近ではアニメキャラの要素を取り入れた「アニメ系ギャル」が増えてきているとのこと。そこで、新ジャンル「アニメ系ギャル」について探ってみました。

●コスプレとは違う？ギャルは「萌え」をこう取り入れる

ファッションやトレンドをウォッチするブログ「Elastic」の４月８日付けのエントリー「制服の着こなしにもマンガ・アニメの影響が」によると、『Popteen』（角川春樹事務所）や『ViVi』（講談社）といった女性誌で、「オタク」や「アニメ」などのキーワードが見られるようになったとのこと。同記事によると、『Popteen』５月号では、「最強の「萌え」と「盛り」で世界を制覇！最強のJKギャルズ図鑑！」と題して、アニメのキャラクターをモチーフにした制服の着こなしが特集されている模様。カーディガンにカラーカーデをチョイスすると、「アニメ系JK」になるのだとか。また、ヘアアレンジでは、「高めに２つ結びするとセーラームーンみたいでカワユス～」とツインテールの結び方が紹介されています。

コスプレ好きなアニメファンのように、衣装を忠実に再現してキャラクターになりきるのとは異なり、あくまでもギャルファッションのテイストをベースにアニメ的な要素を取り入れているところが、ギャルならではのオタク文化の解釈といえるのかもしれません。（熊）

Vホス系が目指す「艶男」


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