2010年05月28日 01:22 gooランキング
1983(昭和58)年に発行された『花火――火の芸術 岩波新書(黄版) 237』(小勝郷右著、岩波書店)の「川開き大花火」に「両国大川の川開きで花火が打ち上げられるようになったのは、享保十八年(一七三三)五月二十八日からだという」とある。打ち上げ花火はいつも観る者を魅了してやまない。しかし多くの地域ではこれから梅雨に入るところなので、花火の季節というにはまだ早いかもしれない。旅行代理店に置かれている花火大会ツアーのパンフレットを見ると、8月開催のものが多い。5月24日付の『日刊スポーツ』が近藤真彦やTRFらのゲスト出演を報じた「2010神宮外苑花火大会」も開催日は「8月19日」だ。一方、動画共有サイトでは過去に行われた花火大会の模様を撮影した動画を観ることができる。いつでも好きなときに観られるのはうれしいのだが、興奮した観客の声が耳に入ってくると、やはり花火は生で観たいと思ってしまう。