5月24日はゴルフ場記念日

2004(平成16)年に発行された『日本のゴルフ100年』(久保田誠一著、日本経済新聞社)の「木杖を抱えた異人さん」に「一九〇三年二月二七日、(中略)「神戸ゴルフ倶楽部」(KGC)の設立総会が開かれ、五月二四日に開場となった。この年をもって日本にゴルフコースが正式に誕生したわけである」とある。一九〇三年は明治36年にあたる。いまは打ちっぱなしの練習場以外に、本物のクラブを握って、ゴルフのシミュレーションゲームができるゴルフバーがある。とはいえ、やはりゴルフをするならばちゃんとしたゴルフ場に行って、空の下でプレイしたいだろう。もっとも気持ちよくプレイできるかどうかは、そのときのスコアに左右されるかもしれないが…。また一方で、近頃はゴルフをしに行くのではなく、プロゴルファーたちの真剣勝負を観るためにゴルフ場を訪れる方も増えている模様。とりわけ10代にして日本トップクラスの実力を有する石川遼が出場する大会には、大勢のギャラリーが集まるようだ。たとえばパー70のホールを58打でまわった先日の中日クラウンズ最終日の映像をテレビで観ると、石川の周囲にはつねにたくさんのギャラリーがいた。

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