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5月21日はリンドバーグ翼の日

2010年05月21日 01:22  gooランキング

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1991(平成3)年に発行された『翼よ、あれがパリの灯だ』(チャールズ・A・リンドバーグ著、佐藤亮一訳、恒文社)の「年譜」で「一九二七」年に「五月二十日、ニューヨークのルーズベルト飛行場を飛び立ち、翌二十一日、(中略)大西洋無着陸横断飛行に成功した」とある。一九二七年は昭和2年にあたる。この本は偉業を達成した本人が書いているが、本人以外の人物が執筆したものとして、2002(平成14)年に発行された角川文庫の『リンドバーグ―空から来た男』(A・スコット・バーグ著、広瀬順弘訳、角川書店)という上下巻の本がある。大西洋横断はリンドバーグひとりで成し遂げたことなので飛行中に思ったことや、機内でなにをしていたかについては、唯一真実を知っているリンドバーグの『翼よ』が勝っているように感じられる。しかしリンドバーグが挑戦をしている間に地上で起こっていたこと、そして偉業を達成したあとのできごとについては、後者の上質な伝記の方が具体的かつ克明に描かれていておもしろい。『翼よ』の発行、そして映画化にまつわる話も書かれている。実際に両者を読みくらべてみるといいかもしれない。




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