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派遣で働くのも、結構大変なんです

2010年04月09日 15:22  gooランキング

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様々な理由や事情から派遣で働くことを選択したものの、その立場になってはじめて見えてくるものがあります。派遣切りを目の当たりにしたり、派遣の定年35歳説がささやかれるなどなにかと不安がつきまとう働き方でもあります。そこで、メリット・デメリットから派遣の実態に迫ってみました。

●早すぎる……派遣の定年35歳説って本当なの?

実際に35歳を越えている派遣社員に聞いてみると、「若い頃と比較して仕事が決まりにくくなった気がする」「長く働けるか不安」といった声を耳にします。現状はどうなのでしょうか。

「はじめての派遣社員」によると、35歳からスタートする場合にはやや難しい面があるものの、派遣社員としての経験やスキルアップへの意欲、年齢差を問わずにはかれるコミュニケーション能力があれば問題ないとしています。反対に新しい仕事や職場への対応力やスキルアップへの貪欲さが欠ける場合は困難に。20代と比較すると30代派遣社員の需要が減るのは事実ですが、しかし常にスキルを磨く姿勢、役立つ資格の取得に力を入れるなど、即戦力として働けるように努力を惜しまないこと、また家庭の事情などから勤務先、勤務時間の希望条件を広げすぎないこともポイントのようです。

●派遣の仕事プラスもう一つの仕事

派遣社員の中には、あえて派遣という道を選択する人がいます。早出や残業が少ない仕事を選び、空いた時間にもう一つの職に就くというダブルワーカーです。リクナビ派遣が行ったアンケート「派遣で働くみんなの気持ち ホンネでクリック!」でも、「ダブルワークやったことある?」という問いに対し、「1日に2つの仕事をかけもちしている」と答えた人が39.4%、また「長期連休時に単発の仕事を入れている」は約18%と、意外と掛け持ちをしている人が多いことがわかります。派遣の仕事は安定した収入確保のため、もう一つの仕事は夢を叶えるため、といった働き方ができるのも派遣で働くメリットの一つといえそうです。

交通費の自己負担や連休等で出勤日が減ることで給料に影響が出たり、雇用契約も数か月単位と不安定要素が揃っていることも確か。自分のライフスタイルや目標をはっきりさせることがうまく働くコツかもしれません。「お気楽」という印象を持たれがちですが、本当は不安を抱えながら働いている人も少なくなさそうです。(幸)

上司部下に言われた「悲しいセリフ」


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