spliti 〜今日のタメ語 “室伏広治”

【4月8日（木）　gooランキング急上昇男性有名人　6位】

日本版・超人ハルクです。もう、笑っちゃうくらいすごすぎます、身体能力が。

昔TBS系列で放送されていた『スポーツマンNo.1決定戦』という番組では、ものすごく重いタルを上に投げて飛距離を競うという競技で砲丸投げやハンマー投げのオリンピックメダリストたちに勝って、世界一になっていました。まあ、のちにオリンピック男子ハンマー投げで金メダルを取るのですから、今から見れば不思議でもないんですが、当時の衝撃はすごかったですね。

そして190cmに近い身長、約100kgの体重と完全なパワーファイター系の体をしているのに、100メートルを10秒台で走れるスピードがあり、そのTBSの番組ではスピード系の競技でも他の俊足自慢そっちのけでスーパーな記録を出していた記憶があります。

学生時代にはまったく経験のないやり投げの大会に出て、いきなり大記録を出したり、握力計で数値を計ろうとしたら計測不能の結果が出たり、野球の始球式では素人丸出しの投げ方なのに130km/hオーバーの数字を出したりと、身体能力のすごさを物語る逸話は数々残されているようです。

もちろん本人の相当な努力もあったとは思いますが、生まれ持った才能が違うんでしょうね。何をやってもできちゃうスーパーエリートですね。持久系以外の競技では、びっくりするような記録をいろんなところで出しているみたいです。

でも、どこの世界でもそうだと思いますが、世間一般で言う天才もいれば、それとは逆の意味での天才もいます。僕の友達がそうでしたが、もうスポーツ全般、何をやってもダメで、そのダメッぷりがまたすごいんです。サッカーで空振りして捻挫とか、バレーボールを顔面レシーブとか、そんなレベルは簡単にクリアしてます。

すごかったのがお手玉で起きたハプニング。お手玉をスポーツと言っていいのかどうかは置いておくとして、普通にお手玉をやって何がどうなったのかわかりませんが、次の日には右腕が三角巾で釣られ、左手の指何本かは包帯でグルグル巻きにされていました。凡人には理解できないという意味では、室伏さんにも劣らない逸材でした。　

エノモト2002