4月6日は新聞をヨム日

2008(平成20)年4月6日付の『毎日新聞』朝刊に掲載された日本新聞協会の「春の新聞週間」の広告に「4月6日は新聞をヨム日です」とある。テレビ欄と4コマ漫画だけ読むのではなく、世のなかの動きを知るために新聞を熟読するのはとてもいいことだ。ところが不況の影響なのか、肝心の新聞のページ数が明らかに減っているようだ。ある新聞は夕刊が8ページしかない日がある。これは広げれば紙を2枚しか使っていないということになる。世に流れる情報の量は今後も増えていくだろうが、新聞の紙面でそれに応じた量の情報が掲載されているとはいいがたい。これは単純に新聞社による情報の取捨選択が厳しくなったからではないだろう。そうであれば宅配される新聞のチラシが減っていったりはしない。これから先も、手にとるたびに新聞の薄さに切なくなる日々が続くのだろうか。

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