spliti 〜今日のタメ語 “選抜高校野球”

【4月4日(日)　gooランキング急上昇総合　16位】

高校野球を見ているといつも思うのですが、全国にはなんて日本大学の関連高校が多いのでしょう！　今年のセンバツには2校が出場し、日大三(東京)が猛打爆発で準優勝。こちらも強打が自慢の大垣日大(岐阜)は、ベスト4進出を果たしました。

過去の大会を振り返ると、去年の夏は日大三、長野日大、長崎日大が出場。09年センバツは出場なし、08年夏は日大鶴ケ丘(東京)、同年春は長野日大のみと日大ファンにとって寂しい状況でした。

近年で最も日大花盛りだったのが07年大会で、夏は日大山形、大垣日大、長崎日大が県予選を制して全国へ。春のセンバツでは佐野日大(栃木)、日大藤沢(神奈川)、大垣日大が出場し、希望枠の大垣日大が春夏通じて初出場で準優勝の快挙を成し遂げました。大垣日大が決勝に進むまでに4つの高校が敗れ去ったのですが、だれも「野球をやめたいし、死にたい。腹を切りたい」などと言わなくて良かったです。

「日大と名がつく高校が多い」と感じるのは当然のことで、全国には23もの日大の付属、準付属、特別付属校があります。よく「日大の悪口は言うな」と言いますが、日大の付属系高校をディスるのはもっといけませんね。ちなみに専修大の付属高校は専大北上(岩手)、専大松戸(千葉)、専大付属(東京)、専大玉名(熊本)の4つ、駒澤大は駒大岩見沢、駒大苫小牧(ともに北海道)、駒大高(東京)の3つですから、日大の規模の大きさがうかがいしれます。

これだけ多いと、気になるのはどこが一番強いのか？　強打の日大三か大垣日大か、「人間的成長」を掲げる長崎日大か、北海道日本ハムファイターズの木田優夫を輩出した日大明誠か、ニラパワーの佐野日大か、あるいは偏差値で抜ける日大鶴ケ丘がIQ野球で押し切るのか。全国大会のない秋にでも日大トーナメントを行えば、盛り上がること間違いないと思うのですが(ナカジマダイスケ)。