4月1日はエイプリル・フール

1996(平成8)年に発行された『フランス文化誌事典 祭り・暦・気象・ことわざ』(ジョルジュ・ビドー・ド・リール著、堀田郷弘・野池恵子訳、原書房)の「四月」の「一日」に「四月一日は万愚節(四月馬鹿、エイプリル・フール)の日、(中略)身近な者になにかいたずらをしてだます慣習がある日である」とある。日本では一般的にエイプリル・フールといわれるだろう。しかしながら、一般の人で大人になってからも職場や家庭で、エイプリル・フールだからとウソをつく人はどのくらいいるのだろうか。その点は疑問なのだが、ブログなどでウソをつく予定の人はいるかもしれない。芸能人のブログを調べてみると、2009(平成21)年はタレントの小泉麻耶がフライングながら、3月31日付のブログにて「ライブドアの新秘書になりました」とウソをつき、4月2日付で謝罪。当時、小泉がやっていたライブドアのブログでの話だったため、これはすぐに見破れただろうが、ウソはときとしてトラブルを起こす危険がある。先日、芸能人が現れたとのウソの情報が流れたため、原宿がパニックになったことは記憶に新しい。もしもウソをつくのであれば、さじ加減を誤らないようにしたい。そして小泉のように、じつはウソだったというネタばらしを忘れないように。

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