spliti 〜今日のタメ語 “生野陽子”

【3月29日（月）　gooランキング急上昇女性有名人　4位】

『めざましテレビ』とその2時間後にある番組とのかけもち生活から解放されたようだ。これは先週末に『スパイスTV どーも☆キニナル！』が打ち切られたことによるもの。あるタレントの話によると、『めざまし』と『キニナル』の間は、料理コーナーの準備などがあって休めなかったとか。まだ3年目の生野陽子にとって、経験値が飛躍的に上がる環境に身を置けたとはいえ、早朝から昼前までほぼ休みなしの日々はきつかっただろう。今後はより幅広く活動できるはずだ。

生野のユーモラスさは場を和ませる。正しい点眼方法を実演すると笑い声が起こり、ノラ・ジョーンズにインタビューした映像は、大塚範一が笑いをこらえきれないほどだった。後者は憧れのアーティストに英語で思いを伝える段になり、緊張していた生野が「ディア・ノア。アイ・オール・ラブ・ユア・シンギング・ボイス…」と表記したくなる発音になっていたから。その際、カンペを持っていたため、軽部真一に「バラエティ番組でお母さんに手紙を読んでるみたいだね」と言われた。

『アナ★バン！カレンダー2010』も生野の愛らしさが存分に出ている。彼女を含めた3人の女子アナがウエディングドレスを着た写真が6月第1週にあるのだが、生野だけ目をつぶった写真が採用された。ほかのふたりは100点満点の笑顔なのにである。撮影時、番組上の設定がモデルではなく、後輩の松村未央に照明をあてる役だったから、あえてその1枚が選ばれたのかもしれない。少々かわいそうだが、2枚めくった第3週にソロショットがあるのが本人にとっては救いか。

なお、『めざまし』のニュースコーナーで原稿を読むスピードは格段にアップ。1分間に読める文字数が増えているようで、読み方は以前にくらべて抑揚が小さくフラットになった。おかげでコーナーごとにメリハリがつけられるようになり、かみかみでとっちらかる場面が減った。(人見顕範)