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3月28日はスリーマイル島記念日

2010年03月28日 01:22  gooランキング

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1989(平成元)年に発行された『スリーマイル島への旅 原発、アメリカの選択・日本の明日』(伊良子序著、エディション・カイエ)の「一九八八年夏、僕はアメリカを走った。」に「一九七九年三月二十八日未明。アメリカ東部ペンシルベニア州の(中略)スリーマイル島(TMI)原子力発電所二号機で異常が発生した」とあり、「原発事故の怖さを初めて認識させた大事故だった」とある(当時の記事・写真を見る)。一九七九年はいまから約30年前の昭和54年、また一九八八年は昭和63年にあたる。これは風化させてはいけない事故のひとつといえるだろう。そもそも原子力発電所というのは、つねに危険と隣り合わせだ。だからこそ、すべてにおいて細心の注意を払う必要がある。すなわち天災から守るのはもちろんのこと、人災も防がなければならない。ところが原発で起こっている事故についての報道を見聞きしている限りでは、しばしばずさんな管理体制が問題として挙げられている。本来ならば最低限やっておくべきことにもかかわらず、実際にはできていない場合もあるようだ。とはいえ、いまなお原発についての考えは、置かれている立場によって異なっているのかもしれない。ただし、たとえどのような意見を持っていたとしても、原発の安全を確保していることが大前提ではないだろうか。いかなる理由であろうとも、生命に関わるほどの重大な事故が起こってしまってからでは遅いのだから。






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