2010年03月22日 01:22 gooランキング
2002(平成14)年に発行された『ラジオの時代―ラジオは茶の間の主役だった―』(竹山昭子著、世界思想社)の「プロローグ」に「日本でラジオ放送が始まったのは一九二五(大正一四)年三月二二日」とある。ラジオというと、とりわけお笑いタレントがパーソナリティを務める番組は、テレビに出ているときよりも笑える話が多い。放送中にさかんに指示を送るディレクターと直接話をするあたりも独特。といってもリスナーの耳にはめったにブースの外の声は聞こえてこない。一方、出演作の宣伝以外では、テレビのバラエティ番組に出ないような俳優や女優のレギュラー番組は、撮影の裏話などを披露してくれるといった楽しみがある。ただ、ラジオで聞いた声しか知らないパーソナリティの顔をテレビなどで見かけたときに、自分の想像と一致しない確率はきわめて高い。