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面接官がたばこをスパスパ…この会社、大丈夫?

2010年03月04日 15:22  gooランキング

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NIKKEI NETによると、厚生労働省が発表した1月の有効求人倍率は0.46倍。前月から0.03ポイント改善したとありますが、就職活動中の学生や休職中の人にとっては依然として厳しい状況が続いているのではないでしょうか。そうした中、求人情報は大手中小問わずまめにチェックし、募集があれば積極的にエントリーしているという人も多いと思われます。しかし、いざ面接の段階へと進んだときに「えっ」と絶句するような場面に出くわすこともあるかもしれません。例えば面接中、面接官がおもむろにたばこを吸い始めたら… Q&Aサイトに寄せられた情報を元に、面接官の喫煙行為に関する情報を探ってみました。

●たばこを吸う面接官…これって普通?

教えて!goo「面接中のタバコについて」によると、ある上場企業の面接を受けたところ、役員面接の場で社長がたばこを吸い始めたとのこと。その後採用通知は届いたものの、分煙・禁煙が叫ばれているご時世にトップがこれでいいのかと不安になり、返答を保留にしているという質問者に対し、多くの意見が寄せられました。大のたばこ嫌いというある回答者は、社長の意向が社内の空気に反映されていくことが多く、(たばこのマナーに関する意識の低い)そういう会社には、自分だったら入りたくないとコメント。また、上場企業の面接で社長が直々に…ということに驚いたというある回答者は「多少深読みもありますが、社長の喫煙とその喫煙に対する周囲の態度とを併せて考えると、社長のワンマン色が強い会社では」と分析しています。

一方で、質問者の受け止め方に対し「気にしすぎではないか」とする声も。「面接や会議でたばこを吸う社長なんて珍しくもない」ため、それだけを理由に採用を辞退することはないといった回答や、さらには「緊張している相手にリラックスを促すために、自分の方からたばこを吸うという演技に出たのでは」と社長の行為を肯定的に見る声も。

●喫煙行為は実は「圧迫面接」だった?

面接官の喫煙行為に関しては「面接中にタバコを吸う面接官 こんな面接はどう思いますか?」、「面接の相手がタバコをすっていました」といった質問でも同様の議論が交わされていますが、Yahoo!知恵袋の投稿「就職の面接にて面接官がタバコを吸ってました」では、「プレッシャーをかけて反応を見る『圧迫面接』ではないか」との意見も聞かれました。

圧迫面接とは、受験者のストレス耐性を見るためにわざと意地悪な質問をぶつける面接のことを指します。本来ならばマナーとして喫煙を控えるべき場であえてたばこを吸い、相手の反応を見るというケースも、実際のところはあるのかもしれません。しかし、Wikipediaにも「一説に、圧迫面接はブラック企業を見極める基準であるともいわれている」とありますが、面接官の喫煙行為が受験者側に与えるマイナスのイメージは少なからずあり、圧倒的な買い手市場のご時世とはいえ企業側も優秀な人材を集めたいのであれば、面接時のマナーを再確認する必要があるといえそうです。(熊)

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