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意味がわからない昭和語ランキング

2010年01月22日 09:42  gooランキング

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 今から21年前の1989年1月7日、昭和天皇の崩御によって終わりを告げた「昭和」。最も長期間にわたって使われていた年号(元号)ということもあり、昭和の間にはさまざまな流行語が生まれましたが、平成となってすでに20年以上が経過している今となってはそれも遠い昔の話です――。



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 60年以上も続いた昭和時代――平成生まれはもちろん、昭和生まれの人でも知らない言葉があるのは当然のことですよね。「意味がわからない昭和語ランキング」で1位に選ばれた《キモサベ》は、1950年代に日本で放送されていたアメリカの西部劇ドラマ『ローン・レンジャー』の登場人物トントが、主人公のローン・レンジャーを呼ぶ時に使っていた言葉。「信頼する友達」という意味を持つこの言葉は、ドラマのヒットも手伝って当時はかなり流行していたそうです。


 2位の《可取り専攻》は、読み方の「かとりせんこう」からもわかるとおり「蚊取線香」にかけた言葉。成績評価の際に使われる「可」ばかりが成績表に記されている不勉強な学生をからかう時に使う昭和語です。流行したのは1980年代ですが、近年は除虫を蚊取線香ではなく電気式の製品で行う家庭がほとんどになってしまったこともあって、すっかり使われることがなくなってしまいました。


 3位の《ウニる》は、棘皮動物の「ウニ」が柔らかくグニャグニャとしていることから、頭が混乱している人や焦っている人を指す言葉として使われていた昭和語。もともとこの言葉が出てきた当時もさほどはやっているわけではなかったそうで、「パニック」にかけた「パニくる」の方が、同様の目的で使う言葉として広く使われている印象を受けますよね。


 このほかにもさまざまな昭和語がランク・インしていますが、やはり目に付くのは《キモサベ》や《可取り専攻》のように流行していた時代背景がポイントとなる言葉。ちなみに、《キモサベ》を生み出した『ローン・レンジャー』は、ジョニー・デップ主演で映画化の話があるとのこと。ひょっとしたらもう一度流行する可能性も……?



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